アンタッチャブルの山崎弘也が街道に沿って歩く「ザキヤマの街道歩き旅」(テレビ東京系)第6弾の放送が、休止となった。
本来は5月27日の「土曜スペシャル」で放送される予定だったが、そこに「世界卓球2023」が。放送前から公式サイトで、世界卓球のため放送休止になる可能性があると告知されていたが、本当にそうなったのである。
「毎週唯一の楽しみがすりかえられて怒りが収まらない」
「録画が…。これだからスポーツ中継は嫌い」
「世界卓球に差し替えられてはらわた煮えくり返っている。BSでやれ」
と視聴者から怒りの声が続々と噴出。
テレビ東京は後日放送するとしているが、翌週の6月3日は土曜スペシャルの放送予定がなく、10日も未定のまま。放送されたとしてもかなり先になりそうで、このままでは放送中止も…という気配なのである。放送が長く延期になった例があるだけに、ファンが心配するのも理解できる。
「以前に延期されたことがあるのは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z ヒストリー&大反省会SP』(テレビ東京系)です。当初は10月8日に放送の予定でしたが、結局は翌年の1月7日に。3カ月も待つことになりました。放送中止の理由は今回と同じく、世界卓球の中継なので心配ですね」(テレビ誌記者)
放送が大幅に延期される理由は、「土曜スペシャル」枠の特殊性にあるようだ。テレビ誌記者が続ける。
「土スペの時間が固定されていないことが理由です。2時間30分の時もあれば、1時間30分の場合もある。ザキヤマの『街道歩き旅』は2時間半なので、1時間半枠では放送できません。最も早くめぐってくる2時間半の回を待つしかありません」
もうひとつの問題もある。
「この『街道歩き旅』をはじめ。テレ東の旅番組は観光ガイドも兼ねており、旬の観光情報を取り上げています。放送が大幅に延期されると、情報が古くなってしまう。役に立たない情報を見せられることになりかねません」(前出・テレビ誌記者)
「バス旅Z大反省会SP」がなかなか放送されなかった理由について、テレ東が番組を去る田中要次と羽田圭介を軽視したからではないか、との声もあった。はたして「街道歩き旅」はどうだろうか。延期期間の長さによって、ザキヤマの扱いが明らかになるかもしれない。