今週はボートレース宮島(広島県廿日市市)で「第8回ポカリスエットカップ」(6月6日【火】~11日【日】)が開催されます。
45名による男女混合戦で、女子レーサーは8名。中でも同期ののったん(野田部宏子、福岡、B1級)に注目しています。
最近、すごく調子がいいようで、2節前の「ヴィーナスシリーズ第3戦 マクール杯ナイトプリンセスカップ」(5月11日~16日/@ボートレース若松)の準優勝戦では、6コースから2着して通算3度目となる優出。優勝戦も6コースで結果は5着でしたが、とにかくこの節はスタートが決まっていましたね。9走のうち6走がゼロ台。9走の平均もコンマ09でした。
後日、コメントをもらおうと連絡したら、次のような長~い返信が返ってきました(笑)。
「若松で久しぶりに準優勝戦、優勝戦に乗ることができました! 準優勝戦では1周1Mは上手にターンができて、6コースから1着に出れたのですが、2周2Mで得点トップの三浦さん(編集部注:三浦永理、静岡、A1級)に逆転されてしまい、ターン力と調整力の差を痛感しました。
優勝戦は準優勝戦の反省を生かして乗り心地を求めて調整していて、1周1Mでは6コースから展開がなくて6着だったのに、最後は4着競りまで持ち込むことができました。今節学んだことを生かして、宮島でも頑張りたいと思います。
その宮島はポカリスエットカップということで、私と富樫さんは異常な汗かきでポカリをよく飲むので、副賞もゲットできるように、ここぞとばかりに活躍したいと思います!」
のったんの今年の平均スタートタイミングを調べたら、なんとコンマ11。宮島でも全速スタートを連発して“野田部劇場”を見せてくれると思いますよ。
そして女子戦のほうですが、6月5日【月】からボートレース芦屋(福岡県遠賀郡)で「ヴィーナスシリーズ第5戦 創刊75周年記念スポニチ杯」が開催されていて、優勝戦は6月10日【土】の予定です。
東京支部からは5人が参戦しますが、中でも注目しているのが廣中智紗衣さん(A2級)。ダンナ様がボートレーサーということもあり、体調管理についてのアドバイスをよくもらっています。
廣中さんは、全国各地の有名ブランド米を食すほどの“お米マニア”で、白米のよさを教えてもらいました。それまで私の中では、お米を食べる=太るというイメージを抱いていたのですが、今では和食が大好きになりました(笑)。
廣中さんの芦屋での成績を見ると、過去4節連続で準優勝戦に進出されていますし、今回もすばらしい走りに期待します。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。