オリエンタルラジオの中田敦彦が5月29日に自身のYouTubeチャンネルで公開した動画「【松本人志への提言】審査員という権力」が再び、大騒動となっている。
「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)や「キングオブコント」(TBS系)で審査員を務め、5月に放送された「THE SECOND」(フジテレビ系)でもアンバサダーとして出演した松本に対し、お笑い界の権力が集中していると、中田は苦言を呈した。
ナインティナインや霜降り明星のせいや、上沼恵美子ら、お笑い界から批判の声が上がる一方、実業家の堀江貴文氏や脳科学者の茂木健一郎氏など、中田の発言を擁護する意見も少なからず出ている。
衝撃の発言後、中田はYouTubeの更新をストップしているが、ここにきて「まさかの展開」が。
「中田が松本批判を撤回するかもしれませんよ」
と語るのは、お笑い関係者だ。続けて言うには、
「いつもは冷静な中田が、あの動画では『中田で笑うのは知性が必要』『中田を面白いと思わないのはドストエフスキーを読めないのと一緒』とまくしたてるなど、明らかに平常心を失っていた。実際にこれらの発言は誤りだったと思ったようで、その後、動画からはカットされています。同様に、松本に対する批判も『冷静ではなかった』『やはり間違っていた』と撤回してもおかしくない。なにより中田には『前例』があるだけに、撤回に傾くとの見方が業界内で強まっているんです」
その「前例」というのが、
「21年4月の『顔出し引退』の撤回ですね。彼は同年3月にプライバシーの問題などを理由に『今後は顔を出さずに活動する』と宣言したものの、わずか1カ月足らずで撤回に至った。中田は間違っていると思えば、躊躇なく撤回できる男なんですよ」(前出・お笑い関係者)
さて、今回はどうなるのか。
(山倉卓)