人気テレビアニメ「おそ松さん」の新作「おそ松さん~魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会~」が、7月21日から期間限定で劇場上映されることが決まった。赤塚不二夫原作のギャグ漫画「おそ松くん」の6つ子がニートの大人になった世界を描くが、映画予告編が公開されるや、Twitterは妙な盛り上がりを見せている。映画関係者が言う。
「これまでおそ松を演じてきたのは、2人の女性との乱れた関係が明るみに出た声優・櫻井孝宏なんです。『呪術廻戦』の夏油傑の続投は早々に発表されましたが、恋愛をテーマにしたアニメの主要人物は降板。櫻井はアニメ版の主演だった縁で、実写版のNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』でもナレーションを担当したものの、現在公開中の劇場版『岸辺露伴 ルーブルに行く』には出演なし。続いて上映予定だった『おそ松くん』で、赤塚不二夫の遺族とプロダクションが続投を承諾するのか、注目されていました。予告編では櫻井がおそ松役でナレーションをしており、続投が判明した。櫻井のファンは何を舞い上がったのか、Twitter上では櫻井に翻弄された相手女性達を誹謗中傷する過激な投稿が目立つようになったのです」
これが、せっかく復帰できた櫻井の命取りになるかもしれないと、この映画関係者は言うのだ。
「『おそ松さん』は6つ子で、他に5人の人気声優が脇を固めているため、6分の1のリスクで済むと踏んだのでしょう。ですが、既婚者であることを隠して交際していた2人の女性との交渉は、まだ続いている。問題は何ひとつ解決していないのに、ファンによる度を越した櫻井の擁護と相手への誹謗中傷をきっかけに交渉が決裂しようものなら、『鬼滅の刃』の冨岡義勇役のほか、様子を見ている他の人気作品の続投は絶望的でしょう」
現在フジテレビで放映中の「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」が終わると、次は最終章。クライマックスに再び冨岡義勇が登場する。続投か否かの判断を下すまで、残された時間は少ない。
「不貞なんて大したことない」とうそぶく熱狂的な女性ファンの暴言が、「新たなスキャンダル」の号砲にならなければいいのだが。