仕事の付き合いなどで飲み会に参加したところ、2次会でカラオケのある店に行くことに。「カラオケが苦手」「歌わずに済ませたい」と思ったら、どうする? その「画期的解決法」を示したのが、田中みな実だった。
ABEMA配信のバラエティー番組「ABEMA版あざとディクショナリー」は「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)のABEMA限定版。田中と弘中綾香アナら出演者が視聴者からの相談に答えたのだが、その悩みというのが、
「カラオケに行くことになって困った場合の、歌わずに済むあざとい返しを教えてほしい」
というもの。そこで田中が展開したのは、自らが「カラオケを歌いたくないがゆえに取った行動」の実例だった。田中自身、カラオケは絶対に歌いたくないタイプで、
「二次会的な場所にたまたま、カラオケがあった」
では、どうしたか。
「私は帰ります。トイレに行ったフリして帰ります」
まさかのフェイドアウト経験談が飛び出したのである。この思い切った戦法には、番組MCの山里亮太が「波風立つ~」と即座にツッコミ。そりゃそうだろう。
ところが田中は涼しい顔で「波風は全く立たない」と、次のように弁明したのである。
「カラオケの二次会ってだいたい、盛り上がっちゃってるから。1人ぐらいいなくなっていても、それほど気にならない」
とはいえ、いないことがいずれはバレてしまい、後日、それを指摘されることだろう。これに対する田中の答えも、振るっている。
「『いましたよ』って言う。『電話かかってきちゃって、何回か(外に)出ちゃいましたけど、いましたよ』って」
さっさと帰ってしまったことは、頑なに認めないのである。これが「あざといカラオケ回避処世術」だった。テレビ関係者は苦笑しながら、
「彼女はオフであっても予定がギッシリで、1時間刻みでスケジュールを組むほど、自分の時間を大事にするタイプ。嫌いなカラオケに費やす時間など無駄ですから、帰ってしまうのは頷けます。かつて女友達と映画を見に行った際、上映直前に彼氏から連絡が来たため、友達を映画館に置き去りにして帰ったことがある、とカミングアウトしたツワモノですしね」
田中はかねてから「大人数での食事会には行かない」とも公言している。とにかく、みんなでワイワイが嫌いなのだ。
田中センセイの指南通りに実践した視聴者がどうなったのか、改めて検証・議論してみてはどうだろう。
(山田ここ)