スポーツ

西武ライオンズ応援団「選手を一喝コールで謝罪」球界に広まる「ヤジNG」は是か非か

 6月14日、東京ドームでの巨人×西武戦の試合中に、西武の応援団が手厳しいコールを率先して行った一件が、波紋を広げている。

 応援団はパ・リーグ最下位に転落し、元気のないチームを一喝するために「働け~働け~」とあえてコール。その後、SNS上で炎上し「西武ライオンズ応援団」がツイッターで「最悪でみっともないコールをしたことをお詫び申し上げます」と謝罪に追い込まれた。

 これまでもファンが選手や球団にヤジを飛ばしたり、応援団が不甲斐ない選手や球団を一喝するコールが出る場面は多々あったが、どうも風向きが変わったようだ。球界関係者が言う。

「NPB(日本野球機構)が選手や球団に対する誹謗中傷に、法的手段も辞さない構えであると明言したことにあります。それを追うように、阪神など一部球団も誹謗中傷をやめるよう、周知徹底したことが大きい」

 野球界には物騒な用語も多いが、

「捕『殺』や、ランナーを『刺す』など、挙げたらキリがない。それらも全部、変えてしまうのか。今後、推しチームが不甲斐ない成績でも、ヤジのひとつも飛ばせなくなれば、ファンを辞めてしまう者も一定数います。ヤジ禁止を打ち出しても守らないファンが多い球団への措置など、どうするのか」(前出・球界関係者)

 課題山積である。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論