これがかつては「企画のテレビ東京」と絶賛された局なのか。6月17日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送された「草刈らせてもらえませんか?」に大ブーイングが巻き起こっている。
同番組は平成ノブシコブシが公道を走れる草刈り機に乗って雑草に困っている人を探し、草を刈って手助けをするという企画。しかしテレビ誌ライターによれば、
「1月28日に第1弾が放送されたものの評判はいまひとつで、2度目は無いか、ルールを大きく変えないと面白くならないと思われました。ところがほぼ同じルールのまま第2弾が放送され、『やっぱりつまらなかった』とSNS上ではブーイングが上がったんです」
中には「ノブコブのムダ使い」との指摘も声ある。
「吉村さんがしゃべる余地がないんですよ。草刈り中は運転に必死ですし、草刈り機の音が大きくてトークがかき消されてしまう。公道を移動中は他の邪魔にならないようにするので精一杯。これなら他の芸人を起用しても変わらないでしょう。吉村さんはロケに出れば確実に撮れ高を持ってきてくれる人で、番組制作の現場でも彼を起用したいという声は多い。あれではムダ使いと言われてもしかたありませんね」(テレビ制作会社スタッフ)
第2弾ではゲストに森泉を起用したが、変化はなし。第3弾が制作されるのかどうか微妙な結果となった。ただ、悪いのは平成ノブシコブシではなく、企画であるのは一目瞭然。「企画のテレ東」を取り戻すためにも、しっかり練ってほしいものである。