お笑い芸人がとんでもなく運動不足であることを、お笑いコンビ平成ノブシコブシの吉村崇が体を張って証明してみせた。
4月14日放送のラジオ番組「極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす!」(MBSラジオ)で、歩数計付きの時計をはめている吉村がその機能を自慢し、1日に自分たちがどれくらい歩いているか、パーソナリティーの極楽とんぼらに振ったところ、こんなやりとりがあった。加藤浩次が、
「2000歩ぐらいだな」
と自己申告すると、吉村は、
「だいたい500歩くらいです」
とアッサリ否定。
「そんなわけないよ」
と言い張る加藤に、
「本当にオレら、500歩くらいしか歩いてないんですよ、1日に」
と追い打ちをかける。
「時計、壊れてんだよ、それ」
と、なおも認めぬ加藤に「本当なんですよ、毎回、500歩ってなるんですもん」
終始、吉村は機能が正確であると言い張ったのだ。
「吉村の説明によると、お笑い芸人の行動パターンはほぼ同じ。タクシーに乗るか、自分で車を運転するかの車中心の生活だと、歩く機会は驚くほど少ない。家を出て車までの距離、車を降りてから局の玄関までの距離、エレベーター、スタジオ、楽屋の往復くらいしか歩いていないというんですね」(ネットライター)
確かに、電車通勤したり、エレベーターを使わず階段を利用すれば歩く距離は増えるが、実際問題それを実行する健康意識高い系のお笑い芸人はそう多くない。
「運動不足だけじゃない。楽屋では弁当食べて待ち続けるか、スマホをいじるくらいしかすることはなく、楽屋に置かれた高カロリーのお菓子やドリンクをダラダラむさぼり食べてしまう。そのため、消費カロリーは驚くほど少なく、メタボ体型一直線となっていく」(スポーツ紙記者)
ダウンタウンの松本人志のようにジム通いして健康に気を使わないと、お笑い芸人は長生きできそうもないのだ。
(塩勢知央)