中日ドラゴンズが6月18日の日本ハム戦に完封負けして23勝39敗1分けとなり、今季最多の借金16に膨らんだ。指揮官休養の危険水域に入ったのだ。
「立浪和義監督とソリが合わなかった京田陽太や阿部寿樹、アリエル・マルティネスを放出しましたが、そのツケが回ってきて、得点力不足に陥っています。打開するためにトレードを画策していますが、差し出す選手がいないため、成立のメドは立っていません。ソフトバンクや巨人のように選手層が厚ければ、いくらでもトレードはできるのですが、今の中日ではムリですね」(スポーツ紙デスク)
さらに正捕手の木下拓哉が骨折して戦線を離脱。苛立ちを隠せないのか、6月16日のテレビ中継では、立浪監督がベンチでモノを蹴飛ばし、当たり散らす様子が大映しに。そんな中、首脳陣の態度によって、チームは崩壊しつつある。
「ワキを固めるコーチ陣が立浪監督のイエスマンに成り下がり、ゴマすりばかりしているため、選手が冷めてしまっています。指導法やトレーニングも、コーチが監督の顔色をうかがいながら選手に指示を出しているため、ベンチはシラけたムードになっていますね」(前出・スポーツ紙デスク)
亀裂が入っているチームでは、上位進出の可能性は低そうだ。