スターも人の子。私生活でのふとした瞬間、油断した表情が微笑ましい。何だかんだと、家族だけに見せる素顔があるようなのだ。
最近は千葉・船橋にオープンした焼肉屋を切り盛りし、電車通勤の終電で帰宅する様子を女性週刊誌に撮られた石田純一(69)。コロナ禍での飲み歩き報道から悪評が付きまとったが、再起を目指して真面目に奮闘の日々のようだ。
都内の高級住宅街にある自宅付近でも、以前の遊び人イメージとは違った姿が目撃されていた。
「石田さんが毎朝、名門私立小学校に通う娘さんを送る姿に遭遇します。以前は電動ママチャリでの送迎だったのですが、その様子が女性誌に掲載されて学校で問題になってしまったようで、今は健気に徒歩で付き添っている。特に送る義務や必要はないのに、毎朝のルーティーンにしているようですよね。寝巻きに近い格好だったり、寝ぐせがついているように見える時もありますが、挨拶すると『おはようございます』と優しく返してくれます。そうそう、石田さんは地域の高級スーパーにもママチャリでたまに買い物に来ていますね」(近所の主婦)
早朝から深夜まであくせく動き回る石田だが、1人で憩いの時間を持ちたい時もあるのだろう。
「ご自宅の最寄り駅近くの居酒屋で、夕方に1人飲みしている姿を見かけますね。夕飯時ですから、帰らないのかと心配していたのですが、そうでしたか、家庭は円満のようで何よりです」(近隣のサラリーマン)
子供の送迎といえば、昨年出産を発表したイモトアヤコ(37)も別の都内高級住宅街で見かけられている。
「保育園近くで、お子さんを預けにいくところでした。当たり前ですが、テレビでお見受けするキャラとは違う感じで、テンションも低かった。いいお母さんぶりに、近くで『あれ、イモトだよね? 違うかな?』と話し合う声が聞こえてきました。確信を持てないのは、眉毛が細かったからでしょう。後に彼女のインスタグラムを見たら、その時に着ていた地味な服で写っていたので、本物だとわかった。テレビでのあの眉毛は描いていたんですね」(散歩していた女性)
一方で3児の母・山口もえ(46)は、子供の付き添いでもタレントとしてのオーラを隠せなかったという。
「3月に娘さんが中学卒業で、卒業証書の『授与式』に参加していました。ヒザ丈スカートのスーツ姿でマスクをしていましたが、抜群のスタイルだから、ひときわ輝いて見えるんです。私立のため高校も持ち上がりで、涙を流すような場面もなく淡々と式は進行していきました。式を行った学内のコンサートホール前で娘さんと記念写真を撮る際は、あまり校内で横のつながりがなかったようで、お子さんを介して別の親御さんに撮影をお願いしていた。ちなみに娘さんはブランドバッグを買ってはよくインスタに載せたりして、周囲の目をよく引いていますね」(学校関係者)
さて、高橋メアリージュンを姉に持つ、モデルで女優の高橋ユウ(32)が出没したのは、人でごった返したサブカルチャーの街だった。
「つい先日です。下北沢の駅前で、電動チャリが人波をすり抜けるように爆走していきました。運転している女性をふと見たら、高橋ユウだったんですよ。なんと赤ちゃんを背負い、もう1人の子供を後ろに乗っけた3人乗りで、あわや危険運転(笑)。とはいえ、タンクトップ姿に帽子を被り、なんだか『トゥームレイダー』の主人公のような、強さのある母親像が印象的でした」(人込みにたまたま居合わせた男性)
いずれも父として、母として、日常ではたくましい姿を見せつけていた。