10月スタートのドラマ「黒服物語」(テレビ朝日系)でヒロインを務める佐々木希(26)。
デビュー当初はグラビアアイドルやモデルとして活動していた彼女だが、いまやドラマ、映画、バラエティ、CMに引っ張りだこ。テレビに出ない日はないマルチタレントとなった。
彼女が大ブレイクした要因について、「元ヤンの経歴を最大限発揮できたからでしょう」
と語るのが、ワイドショースタッフである。芸能界入りする以前、地元の秋田で佐々木が名の知れたヤンキーだったというのはさまざまなメディアで報じられている有名な話だが、それがなぜ芸能界での成功につながったというのか。このスタッフが続けて言う。
「昔も今も、芸能界は『超体育会系社会』。業界全体が芸歴による上下関係を何より重んじているんです。そんな中、筋金入りのヤンキーだった佐々木は、礼儀が非常にしっかりしている。先輩のタレントにはメンツを立て、何を言われても絶対に口答えしないと評判です。芸能界の大御所から彼女が可愛がられ、仕事が途切れず舞い込んでくる最大の理由ですよ」
以前、同じく「元ヤン」と噂される武井咲(20)との対立説が流れた佐々木だが、地元・秋田で培った「元ヤン・マインド」が彼女を大ブレイクに導いたのは間違いなさそうだ。