野球解説者の江川卓氏が今季のパ・リーグの成績を「的中」させているとネット上で話題になっている。
江川氏は今年3月、自身のYouTubeチャンネルで今季の順位予想をしているが、パ・リーグでは「オリックスが優勝」と予想。2位にロッテ、3位をソフトバンクとし、ソフトバンクについては「自前の野手が弱いから3位かな」と付け加えていた。
この予想は当時、動画視聴者から「江川はセ・リーグしか見ていないのがよくわかる」「適当すぎ。ソフトバンクが3位はないわ」などとボロカスに叩かれていたのだが、それが現時点でビタビタと当たっているのだ。
スポーツライターが語る。
「江川氏は西武、楽天、日本ハムがBクラスに沈む理由も的確に指摘しています。Aクラスについても、オリックスの優勝はまだしも昨季5位に沈んだロッテを2位に予想する人などなかなかいなかったのでは。一部のファンは江川氏の野球を見る目に改めて感銘を受けたのか、『どこかのタイミングで監督をやって欲しい』などといった声まで上がっていますよ」
江川氏は動画で「指導者になるならどんな監督になりたいか」と質問された際、現役時代に一番会話したのが藤田元司氏だったことから「なるとしたらそういう監督を目指すんだと思います」と明かしている。すでに年齢は68歳になったが、分析力がハンパない江川氏の監督を期待する巨人ファン、野球ファンは多いのではないか。
(ケン高田)