8月15日放送の情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)でMCの谷原章介が呆れたコメントを発し、多くの視聴者をア然とさせたようだ。
この日、番組では日本列島を縦断していた台風7号について報道。リポーターが三重県熊野市を訪れ、約3040戸が停電になっていることなどを伝えた。
すると谷原は現地のリポーターに向かって、のっけから「空調やエアコンも止まっていると考えていいのでしょうか?」と質問。停電しているのだから電気が止まっているのは当然で、空調など家電機器が動かないのは小学生でもわかることだろう。
テレビ誌ライターが語る。
「現地では大雨の影響でかなり混乱していた状況で、テレビ中継を見て親戚や知り合いの安否を確認したいという視聴者もいたことでしょう。MCの立場であればまず真っ先に住民がどこに避難しているのか、食料などは足りているのか、さらには被害の状況など本当に知りたい情報を発信すべき。しかもいきなり『空調やエアコンは止まっているのか?』などとわざわざ聞かなくとも分かる質問をしているのですから、時間のムダとしか言いようがありません。リポーターは親切に非常電源は切れていると付け加えた上で『現在は動いていない状態です』と、そりゃそうだろうという答えを返せば、谷原は『大変ですね』。いかにも心配そうな表情をしていましたが、何ともお粗末なやり取りでした」
谷原はこれまでもコメントで物議を醸してきた。MCに就任して2年半が経とうとしているだけに、そろそろ慣れて欲しいものだが。
(ケン高田)