馬主で野球解説者の佐々木主浩氏がこのほど、茨城県内などで開催された「イバラキ・インターナショナル・フィッシング・フェスティバル」で101キロのカジキマグロを釣り上げたことが、大いに話題になった。
8月18日から3日間行われた大会期間中、大洗マリーナを拠点にして、沖合およそ20キロから30キロで争った。姿を見せたのはわずか8匹で、そのうちの1匹を佐々木氏が釣り上げた。大物をゲットした大魔神は、
「マウンドで打者に向かう気持ちで勝負した」
とドヤ顔だ。4位入賞となったが、釣り愛好家の間では、
「そこまで胸を張ることもないのに」
と失笑を買っているという。いったいなぜかといえば、
「カジキマグロは巨大な魚のため、疑似餌でおびき寄せてそのまま機械で釣る、トローリングと呼ばれるやり方です。漁船の船長がカジキマグロの群れをいかに読んでポイントまで連れていけるかが大きな分かれ目となり、佐々木さんの力量は微々たるものです」
プロ野球引退後は釣り、馬主とグラウンドから遠ざかっている大魔神。
「後輩の三浦大輔監督がユニフォームを着る姿に嫉妬してはいますが、『2軍監督就任を水面下で断って以降、球団からオファーが来なくなった』と嘆いているといいます」
野球以外で目立つことに今、何を思うのだろうか。