元プロ野球選手の佐々木主浩がここ数年、馬主として大活躍しているという。「ハマの大魔神」と異名を取った佐々木は2005年に引退し、翌年には地方競馬と中央競馬の両方で馬主登録。現在は20頭を所有しており、その持ち馬が目覚ましい好成績を収めているという。
「今や佐々木の所有馬は合計20億円を超える賞金をゲットしています。その好成績に大きく貢献したのが、05年に再婚した元人気タレントの榎本加奈子だと言われているのです」
こう話すのは、競馬に詳しい業界関係者だ。その榎本の貢献度についてさらに続ける。
「佐々木の所有馬では当初、『アドマイヤマジン』などニックネームの大魔神にあやかった名前が付けられていました。それが現在、マジンの付く馬は4頭しか残っておらず、代わりに増えたのが『シュヴァルグラン』のように“ヴ”が入った馬名。その馬名にこだわったのが、『強い馬の名前には“ヴ”が入っている』と佐々木にアドバイスした榎本だったというのです」
前出のシュヴァルグランは昨年のジャパンカップで優勝し、有馬記念でも3着に入賞。獲得賞金はすでに8億円に達しており、榎本のアゲっぷりは明らか。16年の秋華賞に勝利したG1馬のヴィブロスは2月25日の中山記念に向けてベテラン騎手内田の鞍上で調整中で、その後は昨年3月に優勝を果たしたドバイターフへの遠征に準備をしているようだ。
「佐々木と榎本は、所有馬の出走レースをほぼ毎回のように夫婦水入らずで観戦しており、勝利すると抱き合って喜びを分かち合う姿が何度も目撃されています。すでに結婚13年目ですが、馬が結ぶ絆は相当固いようです」(前出・業界関係者)
3月のドバイターフでは現地で愛馬の勝ち鞍を見守った佐々木主浩。今年はドバイで夫婦抱擁を見ることができるか。
(佐藤ちひろ)