エンゼルスの大谷翔平選手が9月20日、インスタグラムで右肘の手術を受けたことを報告。無事に成功したという。大谷はそこで、
「不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」
とコメント。英語でも同じ内容の文章をアップしていた。
これに多くのファンと選手たちがコメントを寄せているが、元プロ野球選手で現在は野球解説者の糸井嘉男氏もその1人。糸井氏は、
「We believe in you and are waiting for you. Thank you for an inspiring 2023 season!」(私たちはあなたを信じて待っている。2023年シーズン、感動をありがとう!)とメッセージを送った。すると糸井氏が英語を使ったことに、驚きの声が上がったのである。エンタメライターの話。
「糸井氏といえば天然キャラで知られ、『右中間』を『宇宙間』と勘違いするなど、日本語さえぶっ飛んでいるときがある(笑)。英語について本人は『得意』とは言っていますが、ベース上での外国人との会話を明かした際、相手に『ナイスバッティング』と言われたところを『今日はハピネス!』などと返しており、単に勢いだけ。そんな彼が大マジメに正確な英語でメッセージを送ったことが、ファンにとっては意外だったようです」
糸井は、かつてチームメイトだったレッドソックスの吉田正尚に頼んでまでして大谷のサインボールをもらい、自宅に飾っているという。現役時代は敵だったが、今は一ファンとして心底応援しているのだろう。
(鈴木誠)