芸能

ジャニー喜多川が大喜びしていた「ギネス世界記録」の大ギモン

 故・ジャニー喜多川氏の性加害問題への対応で悪手を打ち続けるジャニーズ事務所。批判を受け、やっと社名変更、新会社設立の方針が示されることになりそうだが、一方で動きが早かったのは「ギネスワールドレコーズ」だ。

「ジャニー氏は2011年に【最も多くのNo1.シングルをプロデュースした人物】【最も多くのコンサートをプロデュースした人物】としてギネス世界記録に認定されていました。当時、ジャニー氏はこれにとても気をよくしており、日本のメディアには出すことのない顔写真の掲載を許している。しかし8月末に外部専門家による再発防止特別チームの報告を受け、ギネス社は『本状況において記録掲載は適さない』として記録を即抹消しています」(芸能記者)

 だが、そもそもこの記録はギネスに掲載されるべきものだったのか。

 18年10月、ジャニー氏の後継者として名乗りをあげ、芸能活動からの引退を宣言した滝沢秀明氏が「週刊新潮」の取材にこんな話をしていたことをご記憶だろうか。滝沢氏が深く関わることになるコンサートのプロデュースについて、こう言っていたのだ。

「実はうちの会社って、セルフプロデュースなんです」

 なんでも、コンサートも楽曲も全グループが自分たちで作っているとのことで、ジャニー氏がやるのは、できたものを見てダメなところを指摘するだけ――ということを不用意にも明かしていたのだ。

「これが果たして世界一のプロデューサーとして認めるに値する仕事だったのか。大いに疑問が残ります。ジャニー氏の性加害について明かされている元ジャニーズJr.による暴露本、『SMAPへ~そして、すべてのジャニーズタレントへ~』(05年発売)でも、『ジャニー氏が芸能の仕事をしているところを見たことがない』と明かされていましたね」(前出・芸能記者)

 日本の芸能が、1日も早く正常化されますように。

(露口正義)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論