東京・六本木ヒルズアリーナで、Max Mara「Teddy TEN Park」のオープニングイベントが行われた。イベント当日の11月1日、オリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉が、豪華女性ゲスト陣のポージングの模様を公開すると、「存在感ハンパなし!」と絶賛される女優がいたのである。
これはMax Maraが手がけるコート「テディベアコート」の発売10周年を記念したイベント。ローラ、松岡茉優、山田優、谷まりあ、森星、前田敦子、貴島明日香、荒川静香など、錚々たる面々がカメラを前にポージングを決める。そしてとりわけ反響が大きかったのが、のんである。
ほとんどの出演者がキリッとした立ち姿や表情を決める中、のんはあくまで自然体。カメラを見つめるその姿に「ハリウッド級の存在感だ」などと引き寄せられた視聴者は多かったようだ。
2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」主演で大ブレイクしたのんは、かつての所属事務所との間に勃発した契約トラブルにより、本名の能年玲奈を名乗ることができなくなった。
「そんなのんに『ハンパない』と言わしめるほど存在感を発揮させたのは、エージェント契約を結んで陰で支えてきた、コンサルティング会社『スピーディ』の福田淳社長の功績が大きい。このイベントにも姿を見せていた福田氏は、旧ジャニーズ事務所が立ち上げる新会社の社長候補に急浮上しています。2019年8月20日付の朝日新聞のインタビューでは『のんのようにテレビ業界からしめ出される人が二度とでてこないようにしなくてはならない』と、古い体質の芸能界に苦言を呈していました」(芸能記者)
福田氏が芸能界に吹かせる改革の風は、のんにとっても大きな追い風となるだろうか。
(所ひで/ユーチューブライター)