鏡の中で心配そうに髪をとかす、左利きの自分。いつからこんなにオデコが広くなったんだ‥‥?
「前頭部から始まる、いわゆる“M字型”の薄毛は、加齢による影響の大きい頭頂部の薄毛と比べて、男性ホルモンの影響が大きいとされてます。一般的に髪の毛のヘアサイクルは、“成長期─退行期─休止期”を繰り返すのですが、“M字型”の薄毛の場合、男性ホルモンが毛髪を生み出す毛母細胞を萎縮させ、成長期を短くさせてしまうことが原因とされています」
そう教えてくれたのは、M字型用育毛剤『薬用プランテル』開発担当の本多氏だ。
さらに本多氏に“M字型”の薄毛について対策を伺った。
必要なのは、過剰な男性ホルモンを抑え、健康な髪が生える生活習慣に切り換えることだという。
「まずは食生活。男性ホルモンのバランスを保つためには、牡蠣やレバーに多く含まれる亜鉛や、大豆食品に多いイソフラボンを摂るように心がけたいですね。また、育毛には含硫アミノ酸を多く含んだたんぱく質の量を増やす必要があるため、アジ、サバ、イワシ、サンマや白身魚、鳥のささみ、ひれ肉、チーズなどの乳製品、大豆食品の摂取が有効です」
その一方で、昔から“育毛といえばワカメだろう!”という俗信は、一考の余地アリだという。
「巷で喧伝されるワカメの髪への効果は、ミネラルが豊富で栄養素が高いとはいえ、その影響は限定的。あくまで、体にいいぐらいと思っておいて間違いないだろう」
さらに知っていて損のないのは、育毛シャンプーと育毛剤の違いだ。
「育毛シャンプーは頭皮の汚れを落とし、頭皮を清潔に保つのが目的なのに対し、育毛剤は、有効成分を送り込んで抜け毛を抑え、現在生えている髪の成長を促すのが目的。使う人の目的に応じて、育毛シャンプーなのか育毛剤がいいのか、適切に選ぶことが必要といえます」
“M字型用”に特化した商品として注目されている育毛剤『薬用プランテル』は、男性ホルモンを抑えるために、女性ホルモン作用のある“ヒオウギエキス”や、血流促進が期待できる“セファランチン”など、M字型薄毛に対応した成分が最適な配合で含まれていることが特徴。そればかりか、発毛を促す“センブリエキス”やフケ、かゆみを抑える“グリチルリチン酸2K”といった有効成分も多数配合して、髪の毛の成長を促してくれる。健康的な生活に宿る健康的な髪の手助けをしてくれる商品なのだ。
もちろん効果には個人差があるが、育毛を本気で考えるなら、求める効果が期待できる育毛成分がしっかりと含まれている商品を選び、食生活にも気を使っていくことが重要といえるだろう。
参考:薬用プランテル