スポーツ

WBC効果がモロに出た「井端ジャパン」対韓国戦の高視聴率にサッカーファンが「恨み節」

 11月19日に放送された「アジアプロ野球チャンピオンシップ決勝・日本×韓国」(TBS系)の世帯平均視聴率は13.6%だった(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。

 試合は2-3の井端ジャパンが1点ビハインドで迎えた延長10回裏、無死一・二塁からのタイブレークで大きく動きを見せた。古賀悠斗がバントを決めて一死2・3塁とすると、続く牧秀悟は敬遠。坂倉将吾がセンターへの犠牲フライを決めてまずは同点とすると、万波中正が敬遠からの最後は門脇誠がレフトへ逆転サヨナラのタイムリーを放ち、見事な逆転勝利をとなった。

 一方、16日に行われた「2026ワールドカップ(W杯)アジア2次予選 日本×ミャンマー」(テレビ朝日系)の平均世帯視聴率は、5-0で快勝だったものの12.5%だったことで、野球ファンが勝利の雄叫びを上げていた。

 テレビ誌ライターが語る。

「ネット上ではこれまでも、『焼き豚VSサカ豚』(=野球ファンVSサッカーファン)の熱い罵り合いが繰り広げられており、今回はわずか1.1ポイント差ですが野球が勝利。サッカーファンの間では恨み節が飛び交っていました。TBSは今年の大みそか午後6時から『WBC2023 大晦日・生放送スペシャル』(仮)を、侍ジャパン公認サポートキャプテンを務めた中居正広をMCに迎え何と約6時間生放送することを発表している。サッカーファンからは『今さら6時間も無理だろ』と揶揄する声が上がっていましたが、もしかしたらかなりの数字が期待できるかもしれません」

 2017年の「アジアプロ野球チャンピオンシップ決勝・日本×韓国」は、「7ー0」で日本が圧勝し初代王者に輝いたが、この時の世帯平均視聴率は9.4%。ここまで大幅に視聴率がアップしたのは、やはり3月のWBC効果がいまでも続いているという証拠ではないだろうか。

 ともあれ大みそかにはまた「焼き豚VSサカ豚」の激闘が勃発しそうだ。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
獲得球団現れず…田中将大「1億円の大台」に固執なら「バナナの叩き売り」状態になる
2
【カナダの湖で大騒動】熊より巨大な肉食獣「ユーコン・ビーバーイーター」は巨大なナマケモノだった
3
4種類の抗ガン剤と副作用、そしてかかった治療費は…/東大病院でガン治療を受けた猫③
4
田中将大「日本で移籍先ナシ」で急浮上した「来春メジャーキャンプ招待選手」の選択肢
5
「大連敗ストップ」太川陽介に追い風が吹く「九州でバスVS鉄道」激突の「大分と熊本の恩恵」