朝の情報番組「あさイチ」(NHK)でおなじみ、司会を務めるV6の井ノ原快彦が絶好調だ。来年1月から放映されるNHKの“ドラマ10”の主演に決定、大晦日にはV6メンバーとして「紅白歌合戦」に初出場するばかりか、スペシャル・サポーターズ(SS)にも抜擢されたのだ。
「イノッチといえば、NHK内では超VIPタレントとして厚遇されている。今回のSSは司会に継ぐ大事なポジション。当初は司会をイノッチという方向だったが、嵐に譲った経緯から急遽、SSが設けられ、司会と同等に発言権が与えられる」(芸能プロ関係者)
「あさイチ」を高視聴率人気番組へと押し上げたイノッチの好感度は、現在も右肩上がり。この人気に目を付けたのが民放だ。
「日テレやテレ朝、フジなどがイノッチに目を付け、バラエティ番組の司会者としてオファーを考えている。日テレは年末の特番や年明けから始まるバラエティ番組の司会などに目を向けています。ゴールデン&プライム帯でイノッチが出演している民放局はまだありませんから」(テレビ関係者)
広告界も民放に右ならえだ。井ノ原のCM出演料も好感度に比例しどんどん高騰しているのだ。
「いまや大手企業を含め、数社のCMに出演しているイノッチのギャラは全て一本5000万円~となっている。スポンサーは『あさイチ』で培った主婦のファン層に着目しているんです。秋以降に新たに数社から引き合いが来ています」(関係者)
この人気を受け、民放各局では井ノ原をキャスティングできるかどうかで企画が通るなんて話も飛び交っている。ジャニーズの中ではやや地味な存在だった井ノ原だが、ついに主役となる時代がきたようだ。