スポーツ

元木大介「もし自分が巨人の監督なら阿部慎之助をコーチにしない」その理由は…

「とにかく頭下げろと…」

 これは今シーズン限りで巨人コーチを退任した元木大介氏がかつて、後輩の髙橋尚成氏の現役引退時にかけた言葉だという。

 いったいどういう意味なのか。それは12月9日に髙橋氏のYouTubeチャンネル〈髙橋尚成のHISAちゃん〉に出演した元木氏とのやりとりを聞けばわかるのだ。もし監督になったなら…という仮定の話として、コーチの布陣に言及したのだが、

元木「ヘッドは、二岡(智宏)でいいんじゃない」

髙橋「阿部(慎之助)監督はどうですか」

元木「外れるでしょ。1回、外から見た方がいいんじゃない。どっちにしろ、戻ってくる人だから。客観的に12球団の野球、メジャーの野球、アジアの野球を見て。世間の声も聞こえてくるし、世間の人たちとの接し方も変わってくるはずだから、そこをできればいいのになぁ、とは思う」

 元木氏の真意はこうだ。現役時はプロ野球選手だと持ち上げられ、それなりに年俸を稼いでいた。それがバラエティー番組の世界で活躍を始めた際、(テレビタレントに)ギャラを尋ねてみると、

「オレらよりはるかに多いわけよ。野球選手って凄いな、って泳がされてた。恥ずかしくってさ。違う畑がいっぱいあるわけだから、それで偉そうにするのはおかしい」

 阿部監督もできれば違う畑を見て、頭を下げる経験をした上で就任すべきだった、ということなのだ。

 元木氏は2005年に現役を退いた後、「クイズ!ヘキサゴンⅡ」(フジテレビ系)をはじめ、バラエティー番組で重宝される存在に。そんな経験から、思うところがあったのだろう。

 現役、2軍監督、1軍コーチと20年以上にわたり巨人のユニフォームを着続けてきた阿部監督は、元木氏の声をどう聞くか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き