去る7月21日、原辰徳監督の発案により、巨人の1、2、3軍混合の対抗戦「リアルジャイアンツカップ」が東京ドームで開催された。元木大介1軍ヘッドコーチが率いる「元木軍」、阿部慎之助2軍監督が率いる「阿部軍」、二岡智宏3軍監督率いる「二岡軍」の3チームに分かれ、7イニングを先攻、中攻、後攻で得点で勝敗を競う変則試合。結果は、5得点を挙げた「二岡軍」が優勝。2得点の「元木軍」が2位、「阿部軍」は1得点で3位となった。
巨人のYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉の、試合当日の21日投稿回〈リアルジャイアンツカップ閉会式で原監督にサプライズ!?〉では、閉会式での原監督の挨拶の模様とともに、サプライズ企画が実施された模様も映し出された。
原監督が、「ジャイアンツは『1Team(ワンチーム)!』で戦っているということが、それぞれ、さらに強く思ったと思うんだな。(中略)一流選手であったり、これから先伸びようとしている選手が、1つになって戦う。それはなぜか…チームである、ジャイアンツというというチームがそうさせている」と、「ジャイアンツ愛」を説き、「それじゃあ、お疲れさん、また明日から頑張って行こう!」そう結んだ時のことだ。どこからか「せーの!」と声が上がると、翌22日が原監督の63回目の誕生日であったことから、全選手とこの日の監督陣が「ハッピーバースデイトゥユー!」と合唱をスタート。原監督は「やめろよ!」と言うかのように、照れ臭そうに帽子を投げつけるようなしぐさを見せ、苦笑いを浮かべたのである。
巨人ナインには、原監督にとっての最高の贈り物、すなわち「リーグ3連覇」と「日本一奪還」を期待したい気持ちにさせられる、ホッコリ感のある動画だった。今後も、「1Team!」巨人ナインの活躍から目が離せそうにない。
(ユーチューブライター・所ひで)