今年の紅白にはブームの勢いを見せつけるかのように、韓流グループが3組出場する。中でもKARAと少女時代のセクシー競演に注目が集まるが、裏ではライバル心がメラメラだというのである。
「発表前にはどちらか一方だけが選出されるのでは、という情報も流れていた。韓国では2組が競演することもよくあるのですが、日本で、しかも一大イベントの紅白となると話が違ってくる、と一部では考えられていました」(芸能記者)
韓国のトップアイドル同士、仲よく美脚を競い合えばいいと思うのだが、韓流ライターはこう解説する。
「韓国内では、圧倒的に少女時代の人気が高いのです。それでも日本マーケット攻略に力を入れたKARAは、本国では格下にもかかわらず、日本に来れば同等の人気がある。正直、本人たちは意識していないと思いますが、所属事務所同士、特に少女時代サイドが ピリピリしているようです」
こんな騒動もあったほどだという。
「今年11月、明石家さんまが番組に少女時代の所属事務所社長を呼んでトークをした。ところが、さんまのお気に入りはKARAのリーダー・ギュリ(23)。ギャグなのか、『あの“私の名前はパク・ギュリです。女神と呼ばれています”と言うのも会社が教えてるんですか?』と“タブー”に触れてしまった。事実、社長は平静を装って収録は続きましたが、笑いどころであったはずのその部分は、放送でカットされましたから」(番組関係者)
複雑な事情はあるようだが、大みそかぐらい人気アイドル同士が紅組の仲間として応援し合っている姿を見せてもらえないものか。
「とんでもない。日本で後ろ盾になっている関係者同士の申し合わせで、二組が絡むような演出は避けさせるでしょうね」(前出・芸能記者)
ところで、周囲の心配をよそに、会見で近くに並んだ両グループはすでに好対照な様子でセクシー競演を果たしていたという。
会見でシャッターを切っていたカメラマンが明かす。
「この日のKARAは『ベストドレッサー賞』の授賞式のあとだったこともあり、かなりスカート丈が短いドレスで登場した。メンバーたちは、パンチラ対策で必死にスカートの中央を押さえていました。それでも最前列でバシャバシャとやたら下半身付近にレンズ を向けるカメラマンがいた。すると時折にらむなど不機嫌になったんです。ところが少女時代のほうは、股間を押さえるしぐさは同様でしたが、終始笑顔で、余裕を感じましたね」
今年は、最後の最後まで韓流が騒動のタネとなりそうだ。