お笑い芸人の枠を超えて、人気テレビタレントとなったニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)。「文春オンライン」が実施する「好きな芸人2023」で、V3を達成。投票期間中に自身のYouTubeチャンネル「ニューヨーク Official Channel」で応援を呼びかけたことも、実を結んだ理由だ。
YouTubeはチャンネル登録者数が32万人で多くはないが、無料で珠玉のネタを開放。ほかにもゲストとトーク、ノーカットラジオ、芸人ゴシップや実験企画など盛りだくさんで、100万回再生突破も珍しくない。人気芸人にしてYouTuber。「M-1グランプリ」、「キングオブコント」(KOC)で2年連続決勝戦に進出しており、KOCでは20年に準優勝する実力の持ち主だ。
この数年は仕事の合間にYouTubeを撮るため、完全オフはゼロ。そんな多忙を見るに見かねて、慰労の意味を込めて豪勢な誕生日プレゼントを贈ってくれた芸人仲間がいる。さらば青春の光の森田哲矢だ。
さらばは芸人トップYouTuber。チャンネル登録者数は111万人で、メインのほかに5つのサブチャンネルを持っている。YouTubeの特質を生かしたギリギリアウトのどっきり企画は秀逸すぎると芸人ファンも多い。森田と屋敷は、売れない浪速の清貧芸人だったころからの付き合い。そろって売れたいま、大阪のNGK(なんばグランド花月)付近にある性サービス店を奢ったという。
同所は、常連芸人が多いことで有名なハイグレードな店舗型のM男向けの店。バラエティ番組で芸人たちが何度も紹介しており、劇場の出番の合間を利用して、90分コースで遊ぶ吉本芸人も多い。最近でも、かまいたちの「これ余談なんですけど…」(ABC)、「千原ジュニアの座王」(カンテレ)などでトークの話題になっている。
「屋敷は、そんな有名店に連れていってもらったのです。最初の待機スペースで待っていると、係員から呼ばれて、先輩の森田を先に行かせました。その2分後ぐらいに屋敷も呼ばれてエレベーターに乗ると、移動中に森田が入室したであろう部屋から『うわぁぁぁー!』という叫び声が聞こえてきたそう(笑)。屋敷は、『こんなに声聞こえんの?』とビビったらしい」(芸能ライター)
森田からのプレゼントは、貧乏だったころには手を出せなかった上質のハイランクコースだったという。屋敷はどんな悦楽を体感できたのか、気になるところだ。
(北村ともこ)