芸能

「じゃないほう芸人」の華麗なる逆転人生(1)「笑えないブス」オアシズ大久保を光浦が猛プッシュ

 近年、相方だけが芸能界で活躍し、決して日の当たることがなかった「じゃない方芸人」が突如ブレイクする現象が数多く巻き起こっている。そんな「○○じゃないほう」と呼ばれていた芸人たちの逆転人生を追ってみた。

 90年代、“元祖ブス芸人”として人気を集めた、お笑いコンビ「オアシズ」。ボケの光浦靖子にはピンの仕事が多数舞い込み、芸能界で確固たる地位を築く一方、地味で目立たない大久保佳代子は「笑えないブス」と不名誉な称号が与えられ、仕事は激減。それでもめげずにOLの仕事と掛け持ちし、細々とお笑いを続けてきた彼女にある時チャンスが訪れる。

「相方である光浦がレギュラー出演していたバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)に大久保が出演し、大久保の下ネタが大ウケしたんです。そこから徐々に他の番組からもお声がかかるようになり、毒舌キャラとして大ブレイク。テレビ出演数も今や光浦さんより多いですね」(テレビ関係者)

 大久保のブレイクには、光浦のただならぬ功績があったと関係者は続ける。

「通常、コンビの片方が売れるとテングになり相方をソデにするケースが多いのですが、光浦は全くの逆。大久保の面白エピソードを先輩芸人にアピールするなど、相方の売り込みに余念がなかったそうです。光浦の猛プッシュがなければ、大久保のキャラはいまだ埋もれていたかもしれませんね」

 過去には光浦の彼氏を横取りした噂もあった大久保だが、ブレイクの足掛かりを作ってくれた光浦には当分頭が上がらないことだろう。

(佐藤ちひろ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
2
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
3
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論
4
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
5
世間はもう「松本人志」を求めていないのに…浜田雅功「まっちゃん」連呼のうっとうしさ