巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が2月10日から4日間、宮崎市での巨人キャンプに臨時コーチとして参加することが1月30日、球団から発表された。
第3クール初日から指導する松井氏が臨時コーチとして巨人キャンプを訪れるのは、2018年以来、6年ぶり4度目となる。前回は現在4番に定着した岡本和真に熱心にアドバイスを送るなど、後輩の育成に力を注いだ。球団関係者も期待を寄せる。
「今回は阿部慎之助監督との縁で実現しました。V逸が続く中で、若い世代の打てる野手育成は急務。選手も偉大な先輩の話なら素直に聞けるだろうから、非常にいい機会になると思う」
巨人には「グラウンド外の指導」が必要な選手もいる。
「秋広優人ですね。長身の長距離砲で夢膨らむ若手ですが、現役時代の松井氏同様に遅刻グセがあり、阿部監督がブチ切れた。1月27日に先乗り自主トレのため宮崎入りした時は、寝坊対策として『人に頼ろうかな』と他人事のように語っていましたが、とんでもない話。どうやって改善させるかは、松井氏が最もよくわかっているはず。阿部監督も秘かに期待しているのではないですか」(前出・球団関係者)
ゴジラにとっては、休む間のない指導の日々となりそうだ。