松本の「隠遁生活」について、投資家男性はこう述べる。
「ホノルル国際空港から車で30分ほど走ればそこはワイキキビーチ。海のそばには30階建以上のリゾートマンションがいくつも建ち並んでいます。松本さんが所有しているのはその中でも極め付きの超優良物件で、高層階なら5億円はくだらない。施設内には飲食店がいくつもありますが、ゲートを出てちょっと歩けば『丸亀製麺』のハワイ店もあり、日本人にもなじみ深いエリアとなっています」
ハワイで数多くの芸能人を取材した芸能レポーターの石川敏男氏はこう話す。
「前から芸能界の引退時期をほのめかしていたこともあって、これを潮時にハワイ暮らしというのはありうる話。向こうにはしっかりした日本人コミュニティもある。円安だとか物価高とか言うけど、お金は持ってるんだから楽しく暮らしていけますよ」
それにしても“老後資金”が気になるところだ。お笑い関係者によれば、
「20年に話題になったのが“10億円支援”です。コロナ禍で収入が減った芸人に、松本さんが個人的に融資をするというもの。条件は“おもろいやつ”で、上限100万円を1000人に無利息で貸し付けると触れ回ったのですが、その時に『資産100億円だから痛くもかゆくもない』という話を聞きました」
後進の芸人に巨額の支援ができたのも、その抜け目ない“商才”ゆえかもしれない。
「ここ20年間はテレビ出演にCM、DVDの印税を含めて、年間5億円は稼いでいたはず。それに加えて、不動産投資でも好物件を次々と購入。06年にキャッシュで豪邸を購入したかと思えば、10年には約8億円で東京・新橋の土地を購入。この土地の売買では税金を差し引いて約6億円の利益が出たそうですから、投資の才能もズバ抜けています。そもそも日本でお笑いを続ける理由がないのです」(芸能ライター)
芸能界で幅広い人脈を築いた松本だけに、ハワイでも寂しい思いをすることはなさそうだ。石川氏は悠々自適の南国暮らしを指摘して、
「親交の深い島田紳助さんもハワイにマンションを持っていますし、他の芸能人にしても松本と会うには好都合。日本だといろいろ勘繰られてしまいますが、場所がハワイなら『偶然会った』と言えば波風は立ちませんからね」
21年5月28日、松本はXでこう発信している。
〈ハワイ行きてー〉
ごっつええ暮らしが待っている!?