今年のドラマは常に大台20%の視聴率を記録した米倉涼子主演の「ドクターX」が話題賞で文句なしだろう。しかし、目線をグッと下に下げて女優の姿をのぞき見れば、記憶に残る名場面がズラリ。
今が旬のセクシー女優として佐々木氏がまず推挙したのは、石原さとみ(27)だった。
「彼女の魅力はズバリ、あのぽってり唇にトドメを刺します。目は口ほどに物を言うといいますが、彼女の場合はまさに唇自体がセクシーを主張しています。ねっとり湿度の高い色気は現役女優随一です」
「失恋ショコラティエ」(日本テレビ系)では、年下男を誘惑する人妻役で小悪魔女優の本領を発揮した。
「ベッドで目を閉じて、ぽってり唇を震わせながら恍惚顔、浴室で身にまとったバスタオルをハラリと落とすヌード、グッとくるシーンばかりでクラクラしました。秋ドラマ『ディア・シスター』(フジテレビ系)でもキャバ嬢に扮したり、シャワーシーンにベロチューもありとエロ連発。その破壊力に驚愕です」(織田氏)
突然の乱れた理由を、安良氏が裏読みする。
「同じ事務所で清純派の綾瀬はるかに対抗して過激路線で勝負に出たというところです。ド近眼の彼女だけに、エッチなシーンの撮影も見られている意識はないと思います。来年はこの路線でさらにハードに、大島渚監督の『愛のコリーダ』のような、激しくも裸の必然性のある作品に出演することを期待します」
突如のエロ転身が注目されたのは佐々木希(26)も同様だ。「黒服物語」(テレビ朝日系)ではNO1キャバ嬢役の華麗な衣装の「谷間モロ出し」で魅せたばかりか、黒キャミソール1枚に剥かれると、貪るような舌入れディープキスまで艶やかに演じてみせた。
「人妻にしてまさかのエロ転身ぶりを見せてくれたのが、『昼顔』(フジ系)の上戸彩(29)です。彼女のスゴイところは、脱がずとも乳揺れだけで魅せる特技。着衣エロのマジシャンと称賛されるべきでしょう」(尾谷氏)
貞淑な人妻が不倫セックスにハマっていく様はまさに、上戸の実生活がにじみ出んばかりの生々しさ。
「シャツ越しにかいま見えるたっぷりとした乳房。自転車の立ちこぎでもユッサユッサと揺れていました。不倫相手とのセックスでオッパイを揉まれるシーンは本物の人妻ならではの艶かしいエロスが放出されていましたね」(織田氏)
人妻艶技ではさらに上をいくと絶賛されたのが、松本清張原作ドラマ「坂道の家」(テレ朝系)で迫真の乳揉みシーンに挑んだ尾野真千子(33)だ。熱烈に支持するのは安良氏だ。
「例えば上戸は大人の女優へと脱皮しようとしているのでしょうが、きれいすぎていまひとつリアリティが足りない気がする。むしろ人妻の色香という意味では、尾野のほうに『本気の汗』を感じます」
同じく2夜連続の清張ドラマ「霧の旗」(テレ朝系)でキャバ嬢を演じたのが堀北真希(26)だ。
「ドラマ終盤で黒のキャミソール下着1枚になると、白く浮き上がった鎖骨、美しい首筋のラインがえもいわれぬ絶景でした。さらに椎名桔平に騎乗位でのしかかってキスを迫るシーンはかなりのインパクト。自分から唇を寄せ、何度も吸い上げる。一部で男性恐怖症かとの声もあるようですが、唇の形を変化させながらのキス技は相当手慣れたものかと」(織田氏)
衝撃度では負けていないのが、NHK朝ドラ「マッサン」で衝撃の谷間ヌードを披露した柳ゆり菜(20)だ。
「太陽ワイン」のポスター撮影で、柳が「脱ぎます」とポロリしたシーンに朝からお茶の間が騒然となった。
「いくらポスター撮影のシーンとはいえ、主役のマッサンが撮影現場をフスマ越しに裸をのぞき見しているのは刺激が強かった。中高年はあの童顔に、磯山さやかのようなムッチリ巨乳が大好きなんです。おかげでNHKには『あの子は誰だ?』と問い合わせが殺到したそうです」(佐々木氏)
柳の谷間ヌードはその後新聞や週刊誌でこぞって報じられた。安良氏は、
「あのヌードポスターを朝の時間帯に見せるというのは、NHKにしては画期的でした。でも、実はNHKは彼女の宣伝行為になること、売名的に使われ話題になることを嫌がり、ポスター写真を報じようとするメディアに圧力をかけたそうです。結局は許可したようですが」
これぞ谷間のシンデレラが生んだ朝ドラ新伝説だ。