スポーツ

巨人・阿部慎之助監督のドラ3長距離砲・佐々木俊輔への「逆方向打ち」指導の不安

 巨人の阿部慎之助監督がルーキーにボテボテの「逆打ち」を伝授し注目を集めている。

 阿部監督はキャンプ初日、左打ちのドラ3ルーキー・佐々木俊輔外野手について「スイングスピードは速いし、打球速度はあの体で170キロを超えている」と大絶賛していたが、4日には突然、「全部アッチに打ってみて」と左中間への打撃を伝授。差し込まれてボテボテになったゴロに「いいねえ、ナイス!」と声を上げていた。

 阿部監督は昨年前半戦の終盤、門脇誠内野手に「今まで引っ張っていたのを逆方向に変えよう」と提案。これが見事にハマり、門脇は後半戦に入って打率を上げ一気にブレイクした。それと同じ練習をルーキーにも当てはめたのかもしれないが、佐々木に長距離砲としての活躍をしているファンの間では少々不安な見方もあるようだ。スポーツライターの話。

「もちろん、素直にバット出す逆打ちの技術も重要で、逆方向へ伸びていく打球を打つ指導は一般的。阿部監督も現役時代に反対方向へ打つ練習を繰り返し、大成した一人です。ただし逆に、それにより引っ張ることができなくなり、持ち前のパワーが宝の持ち腐れになってしまった長距離砲も多くいる。阿部監督から指導を受けていた巨人から楽天に移籍し、再び巨人に育成で戻ったウレーニャあたりは当てはまるかもしれません」

「阿部色」を出そうと様々な指導を試みている阿部監督だが、一つの方法に固執せず指導して欲しいものだ。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」