サッカーファンの涙を誘った小野伸二の引退の裏側で、よもやこんなことが起こっていたとは…。元日本代表の播戸竜二氏が自身のYouTubeチャンネルで、とんでもないエピソードを明らかにした。
2023年9月、小野が引退を発表した直後、播戸氏は1979年生まれの元日本代表選手が入っているグループLINEに、
「お疲れ様。これであと残っているのはヤット(遠藤保仁、2024年1月9日に引退を発表)だけやな」
と送ったら、稲本潤一から、
「すみません!まだ地域リーグですけどやってます」
と直ちに返事がきたとか。播戸氏は、
「普段はあんまり反応しない稲本が、いのイチで反応してきた」
と笑った。どうやら稲本は軽くイラついていたようなのである。それも当然だと話すのは、サッカーライターだ。
「稲本は2022年から関東サッカーリーグ1部の南葛SCでプレーしています。昨年はリーグ戦に6試合出場して1ゴール。今年からコーチも兼任しています。関東サッカーリーグ1部はJFLの下のリーグとはいえ、立派な現役選手。それが即レスにつながったのでしょう。79年組はとても仲がいいので、播戸氏の愛あるイジリであることはみな、わかっていると思いますが」
遠藤が引退したため、黄金世代と呼ばれた79年組も、残るは稲本だけ。いつまでもプレーし続けて、播戸氏に存在を認めさせてほしいものだ。
(鈴木誠)