芸能

古坂大魔王が今だから明かす「PPAP大ヒットの恐怖体験」商標トラブル・誹謗中傷・カネよこせ騒動

 青森出身の古坂大魔王が青森県警鯵ケ沢警察署を訪れ、地元の小中学生にインターネット犯罪の怖さを訴えた。地元出身の有名人がふるさとの一日署長となって子供達と交流する。ローカル局や地方紙で見かける「癒やしネタ」のはずが、古坂が語った内容がジワジワくるのだ。

 古坂は自身がプロデュースしたピコ太郎の「PPAP」がアメリカのスーパースター、ジャスティン・ビーバーに紹介されるや、世界で大ブレイク。「PPAP」にアポーペン(Apple Pen)を盛り込んだのも、古坂が「りんご県」の青森県出身だから。

「(PPAPのヒット後)どれだけの所から誹謗中傷を受けたか。あとは『私がピコ太郎です』っていう人が何人来たか。『私がピコ太郎ですから、お金をください』っていう人。しまいには『PPAP作ったの私なので』って、こっちも訴えられたんですよ」

 子供達にそうSNSの怖さを語る古坂については、「PPAP」をめぐる商標登録トラブルを覚えている人もいるだろう。

 2017年に本人と関係のない大阪府の企業から「PPAP」や歌詞が商標出願されたほか、あのApple社からも「PPAP=Pen Pineapple Apple Pen」の商標登録取り消しを求めて異議申し立てをされていた。

 Appleは既に商標として登録済みの「Apple」「Apple Pay」「Apple Pencil」との類似(商標法4条1項11号)や、国内外で周知されている商標へのフリーライド(タダ乗り、便乗。同19号)等を主張していたが、特許庁はこれらApple側の主張全てを認めず、2017年6月9日付でピコ太郎が所属するエイベックスの商標出願を認めて万事解決していた。

 だが、それ以外の人物からも訴えられていた事案があったとは驚きだ。

 古坂は昨秋から青森産の高級リンゴの市場拡大を目指す「Princess Piko Apple Project」略してPPAPを立ち上げている。県内の老舗生産者の農場で作られた約1000万個のリンゴの中から選ばれた最高級リンゴを「Princess Piko」として、1個100万円で発売。惜しくも選からもれた高級品も1個1万円で発売するという。

 このビジネスが成功した時にまた「自称ピコ太郎」が現れなければいいのだが。

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