お笑いコンビのダイアンが、関西と関東のギャラ事情を暴露した。ダイアンは2018年春から大阪から東京に拠点を移して活動しているが、現在も「本日はダイアンなり!」(ABCテレビ)で関西でレギュラー番組1本を継続している。
3月2日のトーク番組「人生最高レストラン」(TBS系)では、ツッコミ担当の津田篤宏が、上京の理由を説明。
「大阪でいくら頑張っても、こんなにギャラの差がつかない。東京やったら変わるっていうから…ガチで違いますよ」
その一例として挙げたのは、1時間番組のゲスト出演時のギャラだった。関西と関東では5~6倍の開きがあると証言したのだ。お笑い事情に詳しいテレビ局関係者は、
「5~6倍というのは、関西のロケ番組と東京のスタジオ収録番組のギャラの差を説明していると思う」
特にダイアンが所属する吉本興業の場合については、
「彼らのようにM-1グランプリである程度の結果を残すと、ギャラのランクは間違いなく上がる。近年は配信番組が増えてきて、仕事は東京一極集中になっています。営業に強いコンビならまだ関西拠点でもいいと思いますが、在阪テレビ局は景気が悪く、吉本との共同制作番組の制作費は減少傾向をたどっている。メディア出演で稼ぐには限界がありますね」(前出・テレビ局関係者)
在京テレビキー局での冠レギュラー番組はまだ持っていないが、ひとまず東京に出てきたことは、コンビにとって正解だったようだ。