これまで何度も「ヤラセ疑惑」が持ち上がった、太川陽介の「バス対決旅」番組。僅差の戦いにするために、有利なチームに「足を引っ張るゲスト」を入れるというのが、そのカラクリだと言われている。
過去の放送ではお笑いコンビ「フルーツポンチ」の村上健志が、部屋の鍵を返却し忘れた。ホテルまで戻ることになり、太川チームの歩みを止めたことがある。
あるいは女芸人の牧野ステテコが、持っていた卵を落として割ってしまい、村井美樹たち鉄道チームが卵を買いに戻った、ということもあった。
4月10日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送される「ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅19 春の房総半島SP」は、放送前からヤラセが疑われる事態になっている。
「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」の通算成績は、太川らバスチームが8勝10敗と負け越している。しかも太川は3連敗中で、次も負ければ「クビ」の危機に晒されてもおかしくはない。番組的にはなんとしても、バスチームに勝ってほしいところだ。
そこで鉄道チームの足を引っ張るために送り込まれたのではないかと目されているのが、フリーアナウンサーの馬場ももこである。馬場には過去に「足かせ役」を担ったことがあると、テレビ誌記者は指摘する。
「2020年放送の『バスVS鉄道』第2弾に、馬場は鉄道チームとして出演しました。用意した靴では歩くのが厳しいと、馬場はタクシー代金として渡された1万円を村井に黙って使い、靴を購入するための移動費用にしました。お金が減ればタクシー移動できる距離が短くなり、必然的に戦いは不利になります。使い込みを知った村井は激怒していました。これぐらいのことは、またやってくる可能性はあります。そもそも一度『バスVS鉄道』に出たことがある馬場が再出演し、それも鉄道チームに入るというのは不自然。足手まといにするために入れたと、思われても仕方がないのでは…」
番組公式Xが公開している予告動画で村井は、
「前代未聞のことがありました。あるハプニングが鉄道チームの中である」
と明かしている。これが馬場によるものである可能性は高そうだ。
(鈴木誠)