お笑いコンビ・ハライチの澤部佑が、4月19日に放送された「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)で、2013年に結婚した妻とのエピソードを明かした。
結婚から11年が経った澤部だが、今でも帰宅すると「その日にあったことを、手をつなぎながら20~30分しゃべる」とラブラブっぷりを披露。アンタッチャブル・山崎弘也から「通信してるわけじゃないよね。データ送ってるわけじゃないよね」とツッコミが入って苦笑いしたのだった。
20代前半に初めてできた彼女が現在の妻だという澤部は当時、番組MCの千鳥・大悟から「1回会わせろ」と言われ、他の芸人もいる場で彼女を紹介。すると大悟は「よろしゅう」と挨拶しただけで、その後は「端っこでタバコを吸って…」と、おとなしかったのだとか。
澤部は「連れてこいって言ったのに、全くしゃべらない。ひと言も」と不満に思いつつ、「後日聞いたら、うちの妻がタイプだったらしくて、緊張してしゃべれなかった」と暴露して、スタジオを沸かせたのだ。
澤部は、大悟が自分の彼女を「あわよくば、狙ってんじゃねえか」と勘繰り、その後は大悟に会わせることを避けた。
そんな澤部が、彼女の両親に結婚を許してもらいに行った時のこと。両親とは初対面だったが、既に彼女は妊娠中という事情から、場の空気はかなり重かった。
彼女の母親から仕事について聞かれた澤部は、「笑っていいとも!」(フジテレビ系)への出演が決まったことを伝えた。「でっかい番組で安心を与えたかった」という思惑の澤部だったが、両親の反応は今ひとつ。そこで澤部は、もうひとつ決まっていた番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)の名前を出したところ、関西出身だという父親は「探偵かね!」と食いつき、結婚についても「じゃあ大丈夫だね」と許可を出したのだった。
「『いいとも』より『探偵!ナイトスクープ』の方が売りになったというのは、関東の人には驚きかもしれませんが、『ナイトスクープ』は関西ではお化け番組ですからね。彼女のお父さんの反応は、当然なのでしょう」(芸能記者)
こうして無事に結婚にこぎ着けた澤部。「ナイトスクープ」への出演は昨年3月いっぱいで終了したが、現在は数多くの番組を持つ存在に。妻の両親を心配させることはなさそうだ。
(石見剣)