芸能

「探偵!ナイトスクープ」の呪われた歴史…新探偵局員に振りかかる「事件とスキャンダル」

 関西の大人気長寿番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)がリフレッシュした。3月で番組が35周年の節目を迎えたため、たむらけんじ、ハライチ・澤部佑、銀シャリ・橋本直が卒業。代わって「M-1グランプリ2022」ファイナリストのカベポスター・永見大吾、落語家の桂二葉、M-1王者の霜降り明星・せいや、ゆりやんレトリィバァが新探偵局員となった。

 新陳代謝が行われ、平均年齢は一気に下がったが、新探偵局員たちはすでにビビッているかもしれない。過去の探偵局員が不祥事や事故に巻き込まれ、世間をにぎわせたことがあったからだ。

 例えば、北野誠。93年に冠ラジオ番組「誠のサイキック青年団」(ABC朝日放送)で山本リンダの写真集を酷評し、出演者全員で謝罪会見を開いた。さらに、09年には番組や関連イベントで大手芸能プロダクションや宗教法人を批判したことで、芸能活動の無期限謹慎処分を食らった。そのまま番組を降板し、現在は愛知県のローカルタレントとなっている。

 北野と同時期に探偵局員として活躍した松村邦洋は、仲間や依頼者から愛されていた。しかし、09年4月の東京マラソンのレース中に急性心筋梗塞で一時、心肺停止状態に。無事に回復したが、およそ4年後にその任を全うして、番組から巣立った。

 たむらは06年、妻の親族から焼肉店「炭火焼肉たむら」を譲り受けたことを機に、飲食業界に進出。仲間芸人たちのPRによって、業績は瞬く間に右肩上がりに。店舗、取扱商品を拡大していき、フランチャイズや飲食業プロデュースなどを次々と成功させた。しかし、08年には同店で飲食した客が腹痛を訴える食中毒が発生。営業停止処分を食らった。

 また、大阪府内、愛知県内の店舗ではたびたび食い逃げ事件が起こる。さらに、従業員による売り上げ金の横領、大量損失も絶えなかった。「実業家たむけん」の資質を疑う声もあったが、マルチな才能を世界で通用させるべく、今年は活動拠点を大阪からアメリカに移す予定だ。

「実は新探偵局員からは、早くもほころびが出ています。ハライチと神田愛花がMCの昼の生放送『ぽかぽか』(フジテレビ系)は、4月から1時間縮小の2時間番組になりました。せいやは一般女性にZOOMで下半身を『開チン』する行為が報じられています。掲載した『文春オンライン』をプライバシー侵害で訴え、まさかの勝訴判決が下されましたが…」(週刊誌記者)

 探偵局員たちは、くれぐれも自身がスクープされないよう…。

(北村ともこ)

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