「文春オンライン」で報じられたウエストランド・河本太の飲酒トラブル。4月20日夜、河本は友人たちと飲酒した後、JR品川駅高輪口付近の路上で、タクシー運転手とのイザコザから取っ組み合いの喧嘩に発展。乗車拒否をされたと勘違いし、タクシーの車体を蹴り上げたことがきっかけだった。
所属事務所タイタンの太田光代社長によれば、河本は運転手の腕を噛むなど大暴れ。本人も地面に押さえつけるられた際に前歯3本を折り、顔面を負傷したという。M-1王者による前代未聞の飲酒暴行トラブルについて、お笑い関係者が語る。
「トラブルの発端は河本にあったものの、彼自身も激しく痛めつけられたことから『喧嘩両成敗』ということで、被害届は出されなかった。タイタンが運転手に謝罪し、治療費の補償を約束していることから、民事で訴えられる可能性も極めて低いと思われます」
4月24日、各メディアの取材に応じた太田社長は、ウエストランドの2人を自宅に招き、夫の爆笑問題・太田光を交えた緊急会議を行ったと説明。河本に対し「何か頭にくることがあったら、ネタにできると思いなさい」と芸人としての心構えを説いたと明かした。
また、これまでウエストランドが続けていた「ギャラ折半」の仕組みを「河本に甘えが出る」との理由から、廃止を決めたという。
ここで前出のお笑い関係者が、意外な話を口にする。
「M-1優勝後、相方の井口浩之だけが売れっ子となり、河本は家でダラダラしているだけで大金が入る状況が続いていました。今回の『ギャラ折半廃止』により、河本は2人の娘を育てる親としても、よほど奮起しないと生活が続かない。ただ、芸人としての実力はイマイチだと自他ともに認めていることから、彼の生活をサポートする『ウルトラC』プランが浮上しているんですよ」
それは河本を「お笑い以外でも食べていけるようにする」新事業だといい、
「彼はブレイク以前、リフォーム会社に正社員として勤務しており、玉掛技能士や高所作業車運転者、危険物取扱者などの資格を保有している。そこで、タイタンでリフォーム事業を開始し、設立する新会社の代表を河本に…というわけです。ウエストランドの知名度で会社が儲かる上、コンビも安泰という目算ですね」(前出・お笑い関係者)
さて、実現なるか。
(山倉卓)