昭和のヤンキー娘役で一躍ブレイクしたばかりか、主演映画がカンヌ国際映画際へ出品されることも決まった河合優実(23)。片や今春のドラマで主演を務め、来年のNHK朝ドラのヒロインの座を勝ち取った今田美桜(27)。今まさにノリに乗っている旬の2大美女を徹底解剖する!
前クールのドラマでオヤジたちの心をガッツリつかんだ「不適切にもほどがある!」(TBS系)。熱血体育教師の主人公・小川市郎を演じた阿部サダヲの娘役で、聖子ちゃんカットのスケバン女子高生・純子を熱演し、一躍ブレイクしたのが河合優実だ。
テレビ関係者が話す。
「山口百恵(65)に似たクールな顔立ちで『あの子は誰?』と一気に注目度がアップしました。ドラマでは河合が布団に隠れて〝チョメチョメ〟しようとしているところを父親に制止されたり、セーラー服を脱いでキャミソール姿になり、胸の谷間を惜しみなく見せつけるシーンもあった。そうした堂々たる演技に、今や業界での評判もうなぎ登りです」
河合の芸能界デビューは19年。舞台などで頭角を現し、21年公開の映画「由宇子の天秤」(ビターズ・エンド)や「サマーフィルムにのって」(ハピネットファントム・スタジオ) などで数々の新人賞を受賞。翌22年には計8本もの映画に出演し、今年公開予定の主演映画「ナミビアの砂漠」(ハピネットファントム・スタジオ)は、カンヌ国際映画祭・監督週間への出品も決まったばかりだ。
映画誌ライターは「若くして暴力や色香な場面も演じています」と前置きして、こう続ける。
「東野圭吾原作のドラマ『さまよう刃』(21年、WOWOW)では、集団で襲い掛かられ殺されてしまう主人公の娘を熱演。少年たちに衣服をはぎ取られ、無理やり犯されながら、しだいに抵抗する気力がなくなり、身を任せていくんです。また、映画『ある男』(22年、松竹)では、窪田正孝にベッドへ押し倒され、舌を絡ませる濃厚なキスシーンがあるんですけど、かなり艶っぽい。ブラジャー姿ですが、推定Dカップの美バストもさらけ出しています」
そんな大胆な演技も辞さない河合だが、実はお嬢様育ち。父親は医者で、高校は偏差値68の都立の進学校。女優に専念するため中退したが、日大芸術学部に進学している。
映画評論家の秋本鉄次氏は次のように評価する。
「実は知的で育ちがいい女性なので、演技の幅も広いんでしょう。今後は門脇麦さん(31)や伊藤沙莉さん(29)のような個性派女優路線を歩んでほしいですね。門脇さんは『愛の渦』(14年、クロックワークス)での濃厚な絡みのシーンが話題になりましたし、伊藤さんも映画『獣道』(17年、サードウィンドウフィルムズ)で一糸纏わぬベッドシーンを演じている。河合さんも今の勢いに乗って、色香あふれるベッドシーンのある作品に出演してもらいたい」
今後も出演作品から目が離せない!