スポーツ

上原浩治「毎日のように誹謗中傷や侮辱コメントが届く」告白は「大谷翔平イジリ」のせいか

「Yahoo!ニュース」への寄稿で、NPB(日本野球機構)が選手や監督、コーチ、審判員などに対するSNS上での誹謗中傷に、異例の注意喚起を行ったことに言及したのは、野球解説者の上原浩治氏である。

 DeNAのエスコバー投手が自身のXで、差別的なメッセージが記されたスクリーンショットを公開したことに触れつつ、次のように告白した。

〈私のところにも毎日のように誹謗中傷や侮辱的なコメントが届く。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の期間中も、私の投稿内容が気に入らなかった人たちからの投稿が相次いだ〉

〈「アンチ大谷」「アンチ阪神」。いわれのないレッテルを貼られ、「お前」「こい」といった乱暴な言葉とともに、攻撃的なメッセージが一方的に送られてくる〉

 その上で、こう弁明しているのだった。

〈自分の考えをおしつけようとは思ったことはない〉

 事実、上原氏のSNSはこれまで幾度となく炎上しており、物議を醸していたのも事実。特に問題視されているのが、ドジャース・大谷翔平についての発言だと、スポーツライターは言う。

「上原氏の『大谷嫌い』は知られた話。過去には大谷の『スイーパー』について『簡単だ』とコメントしています。さらに『実際に投げると、アカン、肘飛ぶ(痛める)かもしれん。俺もトミー・ジョン受けなアカン』などと、手術のことを茶化すような発言で大炎上を招きました。本人にしてみればそれほど深い意味はないのでしょうが、大谷ファンにとっては決して面白い話ではない。上原氏にも原因があるのではないか、と考えるファンは少なくありません」

 そこに追い討ちをかけているのが、「サンデーモーニング」(TBS系)の視聴率低下だ。この4月から関口宏に代わって膳場貴子が総合司会を担当。初回こそ視聴率はアップしたが、2週目以降は急落し、右肩下がりの状態だ。テレビ誌記者が語る。

「『週刊御意見番』は番組の目玉コーナーで、これを楽しみにしている視聴者は多い。これまで歯に衣着せぬ発言で槙原寛己氏や江川卓氏、張本勲氏らが登場してきましたが、上原氏は当たり障りのない話が多く、なかなか『喝』を入れられない。あるいはコメント力が弱く、参考になる話が少ないため、視聴者の評価は決して高くありません。局は視聴率低下に危機感を抱いており、ご意見番の人選見直しが取り沙汰されている、との指摘も…」

 誹謗中傷にはブロックで対応しているという上原氏だが、テレビでは逆に視聴者がチャンネルを変えてしまうだけ。誹謗中傷は絶対に許されることではないが、まずは視聴者やファンが求めるものを改めて見直してみるのはどうだろう。

(ケン高田)

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