「ワイドナショー元旦SP」(フジテレビ)で「生涯現役でいて欲しい有名人」の話題になった際、ダウンタウンの松本人志が「お笑いBIG3が今後どうするのか動向を伺っている」と発言し、注目を集めた。
「まだ人気は衰えていませんが、自身はお笑い芸人を引退することも視野に入れているようですね。松本さんは、たけしさんを特に意識し、尊敬すると共に映画監督として『いつか勝ちたい』と思っているんです。たけしさんは1989年に監督デビューし、1997年、50歳の時、映画『HANA-BI』がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。今や世界的評価を受けています。一方の松本さんは、2007年に『大日本人』で監督デビュー。2013年には50歳で『自分も代表作を』と力を入れて作った『R100』が惨敗でした。ですが、やはり勝ちたいという思いが強く、次回作をじっくり考えているそうです」(テレビ局社員)
松本が密かに注目し、「次回作の主演に」と考えているのが、武田鉄矢だという。芸能関係者が語る。
「松本さんは俳優としての武田さんを高く評価しているんです。実際、武田さんは『金八先生』シリーズの他、1977年に『幸福の黄色いハンカチ』で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど実力は確かですからね。松本さんは『金八先生』の第1、2シリーズが今でも相当好きなんだとか。そこで武田さんを主演にした映画の構想を練るために、武田さんのモノマネで有名な三又又三と一緒に昨年、静岡県で行われた『海援隊』のコンサートにお忍びで行ったそうです。小さな会場だったので客席がざわつき、武田さんサイドにもそれが伝わりましたが、まだ映画の件は決定でないため、コンサートに来ていたことは武田さんに言わなかったそうです」
お笑いを続けるか、映画監督として生きるか、松本の選択は?