スポーツ

「巨人軍は冷たい。それは今も感じている」西本聖が嘆いた現役時代の「仕打ち」

「オレからしてみると、巨人軍は冷たいなと。外から入ってくる人間にはすごくいい思いさせて、純粋に巨人軍に入った人たちにはすごい冷たいんです。それは今も感じてます」

 かつて「巨人三本柱」として活躍した槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に、元巨人で沢村賞投手の西本聖氏が出演。この嘆き節は、現役当時を振り返ったものだ。これに槙原氏が畳みかける。

「上の人たちが急にいなくなっちゃたんですよ。江川さん、西本さん、定岡さん、角さん、鹿取さん。こういう人たちを、球団は出したんですよね。それで僕らをいちばん上の世代にもってきた」

 江川卓氏は1987年、定岡正二氏は1985年を限りに引退。角盈男氏は1989年シーズン途中で日本ハムに、鹿取義隆氏は1990年に西武に移籍した。そして西本氏が中日に移籍したのは1989年である。

「打撃の神様」川上哲治氏の著書を引用すると、巨人の元監督・藤田元司氏を「情の藤田」として「若手中心のチームには藤田のような監督によって、内部の信頼感を高めていくことで強くなる」と分析。まさにその通りで、第2次藤田政権が始まった1989年は、第1次政権1年目(1981年)以来、8年ぶりの日本一になっている。チーム事情として、選手の入れ替えは仕方ないものだろうが…。

(所ひで/ユーチューブライター)

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