酒に酔って電動キックボードを運転したことが大々的にニュースとなった、韓国の人気グループBTSのSUGA(シュガ)。ソウル市内での飲酒を伴う食事後に電動キックボードで帰宅途中、自宅近くで倒れていたところを警察に発見されたというものだ。反則金を払い、免許取り消し処分となった。
SUGAは昨年9月から兵役義務履行のための社会服務員として、公的機関に勤務中だった。自らの不祥事に、次のようなコメントを出している。
「近い距離という安易な考えと飲酒状態では電動キックボードの利用をしてはいなけないという点を認識しておらず、道路交通法規に違反しました。弁解の余地がない、私の責任なので、皆様に頭を下げてお詫び申し上げます」
この事件を受けて、日本のアーミー(BTSファンの呼称)たちは、
「今後、SUGAがテレビに出られないのではないか」
「免許取り消し処分はいつまでなのか」
「来年、兵役からメンバーが戻って全員での活動が再開するけど、そこに差し障りが出てきたらどうしよう」
と口々に心配。K-POPアーティストを抱える韓国芸能事務所スタッフが、現地の状況を明かす。
「4輪車ではなかったこと、人を傷つけたり建物を壊したりしていなかったこと、自分で転んで起き上がれなかったこと、この3つの要因から、深刻なものではないと言われています。とはいえ、飲酒運転は事実。再度免許を取得するまでには、おおよそ1年から5年の年数を経ないといけません。当面の地上波テレビ出演もないでしょう。韓国も日本と同様、飲酒運転で捕まれば、厳しいバッシングの対象になります。韓国のアイドルグループ『AB6IX』のイム・ヨンミンは、2020年の上り調子の時に飲酒運転で摘発されて、その後、グループを脱退しました。その後の兵役を経て昨年、活動を再開しましたが、イメージはまだダウンしたままですね」
SUGAは今後、どんな経過をたどり、どんな芸能人生が待っているのか。