韓国の人気グループBTSのリーダーRMが9月12日、20代最後の誕生日を迎えた。
そもそもBTSは、RMのために作られたグループだ。事務所の社長が「この才能あふれる人のために、音楽グループを作らないといけない」と感じ、そこから他のメンバーが集められたという。愛称はナムさん。BTSではラップを担当しているが、音楽の天才というだけでなく、そもそも「頭」からして並外れている。
高校時代の成績は全国の上位1%以内。かねてから「脳セク」とモテはやされ、2021年に開かれたニューヨーク国連本部の「SDGモーメント」のスピーチでは、スラスラと流れるような英語でメッセージを紡いだ。
そんなナムさんも29歳を迎え、いよいよ兵役義務を果たす日が近い。韓国エンタメ業界を取材する芸能ジャーナリストが言う。
「毎年、彼は自分の誕生日に愛のある手紙をアーミー(BTSファンの呼称)に向けて発信してくれるのですが、今年は例年以上に熱い内容でした。『恥ずかしがり屋なので、音楽を通じて感謝を伝えたり、愛を伝えたりしている。でもその思いは毎年、最新の愛なのだ』ということを記しています。『今年はファンのひとりひとりを抱きしめることはできないけれど、心はそれ以上に思っている』とのメッセージもあり、アーミーたちは涙です」
天才的な頭脳を持つ反面、なんでもモノを壊してしまうため、「破壊神」とも呼ばれているRM。おっちょこちょいでおちゃめなところも満載で、そのギャップが人気の理由だ。
最近は日本の画家・彫刻家の奈良美智氏の展示会に顔を出し、そのツーショットが奈良氏のSNSにアップされた。そしてそこには「今度ふたりで大谷くんのところへ行く」という意味深なコメントが。大谷くんって、まさか…。
(小津うゆ)