ともに元日本テレビのアナウンサーで、フリーの永井美奈子と宮崎宣子が、衝撃の事実を暴露した。
それは8月12日放送の「ネプリーグ」(フジテレビ系)でのこと。この日は「女性アナウンサーNo.1決定戦」として、人気女子アナが集結。宮崎が漢字の読みを問う問題に正解できないと、先輩の永井はそのだらしなさに憤慨する。宮崎に「日テレの筆記試験をもう一度、受けて」と、入社試験のやり直しを求めたのである。
するとこの発言が見事にブーメランとなって、永井を直撃する。宮崎が次のように「告発」したからだ。
「でも先輩は、筆記試験なしで入社してるらしいんですよ」
永井は立ち上がって慌てながら首を縦に振り、これを認めてしまったのである。民放局ベテラン局員が語る。
「もともと日テレの女性局員は『顔採用』と呼ばれるコネ入社が多く、そうした局員はことごとく、秘書課に配属。レベルの高い方から、社長以下の役員秘書に配属されていましたね。永井は大学在学中に『ミス成城大学』に選ばれたほどの美貌の持ち主でしたが、秘書課ではなくアナウンサーでの入社ということは、よほど強力なコネがあったのでは。とはいえ、2人のあまりにもおバカな発言に、日テレの上層部はアキレ返っていることでしょう」
みのもんたはかつて、のちに不祥事を起こして日本テレビを諭旨解雇になった自身の次男が入社した経緯について、
「(次男が)採用試験が難しすぎて名前と住所しか書けなかったため、社長だった氏家(齊一郎氏)さんに依頼したコネ入社だった」
という趣旨の発言をしたことがある。
ところが2013年12月の時点で社長だった大久保好男氏は定例会見で、これを真っ向から否定。
「正規の手続きで入社している。名前しか書けない人は、会社どころか大学にも入れない」
とはいえ、永井と宮崎による「特別待遇」の暴露が、みのの発言を裏付ける形となってしまった。
「最近はそういう話は聞かず、特に女子アナは難関で『ガチンコ』。とはいえ、世間は『どの女子アナがコネで特別待遇だったのか』という目で見てしまう。先輩アナの不用意な発言に憤慨している現役女子アナは多いでしょうね」(日本テレビ局員)
2人は古巣ではないフジテレビの番組とあって、ハメを外しすぎたようだ。
(高木光一)