スポーツ

西武・高橋光成「今季0勝9敗」の理由は「体重112キロ、プロレスラーみたいな体で投げるから」

 もはや平凡な投手に成り下がってしまった…と評価ダダ下がりなのは、西武ライオンズの高橋光成である。今季はなんと、開幕からいまだ勝ち星がなく、8月12日の日本ハム戦で9敗目を喫してしまった。防御率も4.60と悪化。

「下位打線に初球を打たれる傾向があった。対策していきます」

 と肩を落としたが、最下位独走のチームともども、浮上の兆しはなかなか見えてこない。

「過剰な筋肉トレーニングによって、柔軟性が失われてしまいした。ボディービルダーやプロレスラーのような体になり、2023年に105キロだった体重が、今年は112キロまで増量。肩や腕がスムーズに回らなくなって、スライダーとフォークのコントロールができなくなっています。動作を分析して体作りを見直さなければ、選手生命が終わってしまう」

 球団関係者はこう言って顔を曇らせるのだが…。

 そんな惨状ながら、高橋はポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を熱望している。

 高橋への逆風は強まるばかりで、ロン毛にヒゲというスタイリングにも批判が集中。西武ホールディングス定時株主総会では株主から、こんな苦情が。

「髪型が見苦しい、食事がまずくなる。スポーツ選手としてどうかなと思う。西武のクリーンなイメージがダメージを受けている。注意できないものか」

 結果さえ出せば、そんな批判は吹き飛ぶはずだが…。

(渡辺優)

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