放送中の「流星ワゴン」では主人公の妻・美代子を演じる。原作の同名小説では、心のバランスを崩し、テレクラにハマって不特定多数の男と肉体関係を持つふしだらな人妻という設定だ。
原作の終盤では、過激なベッド描写も──。
この描写が映像化されれば、「ガラスの家」のシーンを上回る衝撃濡れ場になるのは間違いない。原作を踏まえ、井川の新たな魅力に着目するのは、コラムニストの下関マグロ氏だ。
「口紅のCM(『花王ソフィーナ』オーブクチュール)を見て以来、あのポッチャリ唇の虜でしたが、『流星──』で注目しているのは彼女の指。長くてしなやかで、透き通るように白い。それでいて家事もしっかりこなす力強さも感じられます。まさに理想の人妻の指です。ドラマでは井川さんが台所で指を切ったり、指輪をはめた薬指のアップなど“指フェチ”にはたまらないシーンがてんこ盛りとなっている。もしもあの指が自分に触れて誘惑してきたら‥‥と、イケナイ妄想が膨らみますね」
そんな下関氏を思わずうならせたのが、1月25日放送の「花燃ゆ」第4話。井川は牢獄で吉田松陰と心通わせた謎の女囚に扮する。彼女が初めて登場した回だ。
「女囚役と聞いて、もしや拘束されているシーンが拝めるのでは‥‥と、ずっと前から期待を膨らませていた。オープニングで“井川遥”のクレジットが出たので『まだか、まだか』とテレビにかじりついていたら、最後に牢屋から伸びる手だけが映って終わりでした。まさかの“手だけ出演”。裏切られたというより、ジラされたあげくに適当されたような、奇妙な快感のほうが強かった。そんな場面ですら彼女の魅力が際立ってしまうんです」
本格出演を控えた1月28日、牢獄セットのお披露目を兼ねた会見に、井川は妖艶な着物姿で登場。上級武士の未亡人ながら、「慎みを欠いた」という罪状で投獄された役どころについて、
「今なら好奇心旺盛で魅力的な女性なのに‥‥」
と意味深な発言で、この日詰めかけた報道陣をドギマギさせたものだ。ちなみに、「花燃ゆ」は初回視聴率が歴代の大河ドラマでワースト3に入るなど低迷が叫ばれている。井川の色気が起爆剤となるか──。
「井川がドラマによく起用されるのは、ギャラにうるさくないという側面もある。所属事務所はドラマで好感度を上げて、CMに出演する方針のようで、民放ドラマなら1本当たりのギャラが100万円を切ることもあるそうです。NHKはその半値以下でしょう。もっとも、CMの契約料も1本3000万円と言われ、決して高くはない。ネームバリューによる宣伝効果も含めたら、非常にお買い得な女優なんです」(民放局関係者)
これまでCM出演したスポンサーは30社を超える。