「花金」深夜ドラマで深キョンのエロ進化が止まらない! 白衣を着た教師役に扮して、同僚教師との不倫関係、年下ダンサーとの危険な恋──深田の芸能人生最大の濃厚濡れ場を連発するのだ。肉食系女子として数々の浮き名を流した「私生活」がようやく“艶技”に昇華する時が来た!
「これだけ? 好きだったら私を抱いて!」
亀梨和也(28)から“路チュー”されたあと、こんな刺激的な言葉で挑発するのは、深田恭子(32)である。
一瞬、たじろぎながらも男として引き下がれないと思った亀梨は、生活感あふれる安アパートに深田を連れ込んだ。
ソファに座ると、亀梨が肩を抱き寄せ唇を合わせる。そのまま深田が着ていたキャメルのコートを脱がせると、ニットカーディガンの上からハッキリとわかるお椀形の豊満な胸が。
唇を重ねる音が静かな室内に響く。亀梨がカーディガンのボタンを下から外して、白いタートルネックのシャツを脱がせようとすると、深田がささやく。
「‥‥自分でやる。自分で脱ぐ。‥‥電気消して」
真っ暗な部屋で、電気ストーブが放射する赤外線だけがともる中、ゆっくりした動作でシャツとスカートをみずから脱いで、シルクのキャミソール姿になったのだ。
その深田を亀梨がお姫様だっこで持ち上げて、布団が敷かれた部屋に移動する。と、深田から覆いかぶさり、3秒ほど唇を触れ合わせた。それから体を密着させると、深田の肩甲骨が浮き上がる“背中”があらわになった──。
これは、2月6日からスタートした深夜ドラマ「セカンド・ラブ」(テレビ朝日系)の第1話目のラストシーンで魅せた濡れ場だ。深田は女子高の独身化学教師役で、同僚教師と5年間の不倫関係にある。その最中、亀梨が演じる年下ダンサーと出会い、捨て身の恋に溺れていくストーリーだ。
ドラマのテーマは、スキャンダラスな「夜メロ」。脚本は不倫愛で話題になった「セカンドバージン」(NHK)の大石静氏を起用した。深田とはつきあいが長く、
「昔から気心が知れた仲で、彼女のよさを引き出せるのは私だけ」
と、撮影前にこのドラマへの意気込みを関係者に話していたという。
今回のドラマの深田について、上智大学文学部新聞学科の碓井広義教授(メディア論)は、「富豪刑事」(テレ朝系、05年)以来のはまり役に恵まれたと喝采を送る。
「これまで航空管制官や弁護士役などを演じましたが、美人で浮世離れしたおもしろさが魅力の彼女に、無理筋の知的なイメージは似合わなかった。今回は熟女前期の年齢を迎え、みごとにボディが熟したタイミングでのエロスな役どころ。これを視聴者は求めていたのです。濡れ場シーンで背中を見せて吐息を漏らした時には、『いいぞ! 深キョン』って胸が熱くなりましたね」
深田の作品にかける思いは強く、ベッドの上で亀梨と上半身裸で抱き合った番組宣伝用のポスター撮影ではこんな場面も。ドラマスタッフが振り返る。
「首から胸元のデコルテラインがセクシーに見えることにこだわり、納得いくまで何度も撮り直しました」
初回の平均視聴率は、深夜帯ながら8.2%と好スタートを切った。ドラマの展開が気になるところだが、ドラマスタッフが続ける。
「1話の濡れ場を使い回して始まった2話目ですが、カラミはトーンダウンしました。しかし物語の終盤に向かって深田さんのセクシーな谷間の露出など、過激さを増していく予定です」