これで何度目だろうか。タレントの矢口真里にまたしても整形疑惑が浮上している。
モーニング娘。時代から〝お直し〟を疑われることが幾度となくあったという矢口だが、今回その疑惑が浮上したのは9月11日にインスタグラムにアップした写真が原因だった。
ジャージ姿でピースサインをして笑う自撮り写真をアップすると、それが普段テレビで見ていた矢口とはまるで別人のようだと話題になったのだ。
すると矢口は15日に更新したインスタグラムで「整形はしてません。加工はしてまし」と疑惑を否定。別人のように見えたのは写真加工が原因だと説明し、使用している加工アプリについても明かしたのだった。
確かに、見れば目元に明らかな違和感があり、はっきり言って原形をとどめていない。顔の知れ渡った芸能人がそこまで加工をするのはどういった心境なのか。アイドル時代から矢口を知っている芸能記者によれば、どうやら矢口は他人から〝美人に見られたい〟願望が人一倍強いという。
「矢口は親交があるグラビアアイドルの手島優と一緒にやっているYouTubeチャンネルに21年にアップした動画で、ネットニュースで使われる自身の写真について『不細工に見える写真ばかりが使われている』とクレームをつけていました。よほどそれが許せなかったのか、2人は自分たちで〝使ってほしい〟という写真を用意して、ネットニュースの発信元に自ら提供するほどの執念を見せていましたからね。今回の過剰な写真加工には、その心情が顕著に表れている印象を受けます」
2022年に美容雑誌「VoCE」でのインタビューで、整形疑惑がささやかれることについて「それってキレイになったと言われているのと同じですよね。なので、整形説が出ても気持ち的にはポジティブでした」と答えて、整形疑惑をポジティブにとらえていた矢口だったが…。
ナチュラルな状態で疑惑が浮上するのは確かに女性として光栄なことかもしれない。だが、今回は明らかな違和感から生じた疑惑だ。
一般社会では写真加工をしすぎると〝痛いオバチャン〟扱いにされることから考えて、41歳という現在の年齢はそちら側に足を踏み入れていると言っていい。
いつまでもアイドルじゃない。やはり過度な写真加工は〝痛くなる〟前にほどほどにした方が無難だろう。
(本多ヒロシ)