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大谷翔平の後継者「CSの隠し玉に!」日本ハム・新庄剛志監督が温存する「あの二刀流左腕」

 メジャーリーグでは大谷翔平が獅子奮迅の大活躍…というわけで気になったのが、「二刀流」の後輩、日本ハム・矢澤宏太の近況である。

 9月21日に1軍登録され、6番・左翼でスタメン出場すると4打数2安打。翌22日は1番・中堅に抜擢されたものの、4打数ノーヒットだった。23日の西武戦には代走で起用されている。

 矢澤は2022年のドラフト会議で1位指名された。日体大時代から投手と野手の両方で好成績を残し、大谷に続く二刀流として期待されている。

 今季は開幕こそ2軍スタートながら、5月4日に1軍に昇格。6月7日のヤクルト戦で救援登板し、プロ初勝利を挙げている。貴重な左投手として、これからの躍進に期待がかかっている。

 ここまでリリーフで17試合に投げているが、今回は完全な「野手扱い」だ。9月の2軍戦の打率は3割8分5厘。打撃面での成長を認められての1軍再昇格だった。打撃好調の9月は、投手しての出場はゼロ。7月、8月は2軍でも登板していたのだが…。

 確かに8月22日の楽天2軍戦以降は、指名打者や外野手での出場となっている。2軍降格中は何試合かに投げてはいるが、眼を見張るような好投はなかった。7月13日のDeNA2軍戦では「1回で自責点5」という大炎上劇もあった。

「1カ月ほどで1軍に呼ばれるような高打率を残したのだから、打撃面での素質があることは証明されました。日本ハムに限らず、2軍にいる投手は登板機会が限られています。矢澤を1軍に定着させるため、打撃練習を優先させたようです」(スポーツ紙デスク)

 今回の1軍昇格に際して、矢澤の登録は「投手」のままだった。登録を変えなかったということは、いずれは投手としての練習を再開させるのだろう。

 新庄監督は機動力を重視している。1点を追いかける大事な場面で走れない選手は起用しない。大谷同様、矢澤もスピード、走塁センスを秘めているようだが、投手の練習は続けている、との情報が聞かれた。クライマックスシリーズでは、打者と投手の両方で起用されるかもしれない。これが飛躍のきっかけになるのではないか。

(飯山満/スポーツライター)

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