7人組のダンス&ボーカルユニット・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの最新アルバム「PLANET SEVEN」が、2月9日付けのオリコン週間アルバムランキングで1位に初登場。初週50.8万枚を売り上げ、初動の自己最高記録を更新した。
男性アーティストによるアルバム初週売り上げが50万枚を突破したのは、昨年10月に発売された嵐の「THE DIGITALIAN」による初週66.0万枚の記録以来。昨年暮れのレコード大賞受賞で弾みをつけての今回の大ヒットに、ネット上では嵐ファンから本格的にライバル視する声が聞こえ始めている。
「初回CDにライブDVDが2種類も付いている。嵐がこんな特典付けたら軽くミリオンいくわ」
「歌やダンスが上手くても、MCや芝居はまだまだ。アイドルは歌って踊るだけじゃないんだよ」
とはいえ、三代目JSBの勢いは止まらない。メンバーの岩田剛典は、昨秋放送のドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ系)に出演し、一気にお茶の間に浸透。NAOTOは2月7日公開の映画「マンゴーと赤い車椅子」に、小林直己も2月22日放送のドラマ「クロハ~機捜の女性捜査官」(テレビ朝日)に出演するなど、音楽以外の活動範囲も拡大している。三代目JSBファンからは「もはやジャニーズを脅かす存在に成長している」と応戦コメントが寄せられ、舌戦は収まる気配を見せないのだ。
これには見かねた非ファンも仲裁に入る始末。
「言い争いみたいになっているけど、そもそも嵐はアイドルグループ、三代目JSBはダンスユニット。比べるのがおかしい」
「嵐やAKB系以外のいろんなグループがランクインすることは音楽シーンにとっていいことだと思う」
と、真っ当な意見も交わされはじめ、いよいよ事態は収束に向かうのかと思いきや‥‥なぜかそこにセカオワファンが乱入し、収拾不可能な状態に。
芸能界の勢力を二分する人気男性グループの「ファン間」代理戦争。決着の行方を見守りたい。